眠れぬ森の美女たち

私の読書欲は健在です。ただ、眠くなりやすいので、読むペースはおちました。
本屋さんで見かけてつい購入してしまった本なのですが・・・ずいぶん昔、ある雑誌(あとがきを読んだら「H2O」という雑誌でしたが。もうないです。当時も、限られたお店にしか置いていませんでした)に連載されていた小説の単行本化です。
精神科医の香山リカさんの著書ですが、香山リカさんは、大学祭で講演を聞いたことがあります。そのときは、「今の若い人たち・今の世の中の特徴は・・・」みたいな内容で、たぶん職業柄だと思うのですが、自分の意見をあくまで言わず、傍観者的なのであまり好きじゃないな、と思いました。が、この小説は面白いです。
連載中で、全部は読まなかったので、懐かしさもあって買ってしまいました。連載当時は私も独身でしたので、今になって読んだら何か違うかな、などとも思い・・・今は結婚していても、年を取ったら女性だけで暮らしたい、という相互扶助ホームの入居予定メンバーたちをめぐるドラマです。
周囲の人たちから聞いてみても、40代後半くらい(子供が手がかからなくなるあたり)で、「熟年離婚」が頭をかすめるようです。もともと旅行や買い物は、女性と行くほうが楽しいですから、子供の用事がなくなった後、誰と過ごすのだろうか、というのは考えます。私は、具体的に、「お互いの状況が許せば、この人と老後に同居したいな」と思う友達がいるので、なかなかこの本は興味深かったのです。
夫の場合は、その気配を察知したのか、ある時、「年とったらヨーロッパに長期滞在とか行くからさ、帰ってきたときだけ家に入れてくれればいいから。その間○○さんでも△△さんでも、好きな人とルームシェアしてていいから」などと言い出したことがありました。「夫がいても女友達と一緒に暮らしていい」のなら、離婚までしなくてもいいですかね。相手(やその夫)がそれでいいかは別ですが。
ただ、小説の中で、メンバーの一人が倒れて救急車で病院に運び込む場面があり、「ご主人は?親御さんは?」などと聞かれ、同居しているだけの他人は信用されない、というような現実を突きつけられるのです。そのへんは、もし本当に女性だけで共同生活をするのなら、真剣に考えないといけないですね。グループホームなども、血縁の保証人などが必要なのでしょうし。にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
眠れぬ森の美女たち (河出文庫)

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