震災後・水道

さて、水は生活に重要だ、ということに異存を唱える人はまずいないでしょうが、どのように重要なのか、身をもって経験することはなかなかありません。
3月11日、我が家の浴槽には前日のお湯が残っていましたが、母が地震の直後にお湯を落とし、新しい水を貯めておこうとしました。水は出ましたが、既に泥混じりでした。ですが、時間が経てば沈殿して上澄みは結構きれいでした。洗顔、歯磨き、洗い物、トイレを流すのにはこちらの水を充てることにしました。
ちなみに、トイレの水は結構たっぷり入れないと満足に流れません。緊急時でもあるし、庭に比較的周囲から見えない場所があったので、穴を掘ってトイレにしました。垣根も茂っていますし、隣のお宅の物置があるので、人に見られるようなことはまずないような位置です。父と息子は大もそこでしていました。私も、避難所などなら抵抗がありますが、自宅ですので、こういう時にはご近所の人に見られたところで、と思い、薄暗い時間帯にはそちらを利用し、真昼やあまりに寒いときは中でする、という感じでした。
雪が降った日も何日かあり、雪を集めてお風呂に貯める、という作業もしました。子供たちも喜んで手伝おうとしたのですが、泥や葉っぱが混じらないほうが良いので、子供たちには道具だけ渡して遊ばせました。雪って、融けると少量の水にしかならないんだなぁ、ということがよくわかりました。
また、中学校のプールの水も何度か汲ませてもらい、お風呂に貯めておきました。
我が家には、2リットル入りのペットボトルの水が5本くらいありました。その貴重な水の使い道は、調理でした。おそらく、飲用には一度も使わなかったと思います。もともとあったクリスタルガイザーは飲用にしましたが。飲料は、大人でも子供でも飲めるように、紅茶、お茶などを買いました。ジュースもお楽しみのために少し買ったのですが、かえってのどが渇いたりしてしまうので、あまりオススメではありません。この程度のものは、近所のスーパーの在庫放出で手に入りましたが、最後は炭酸飲料だけになっていました。
牛乳を求める人も大勢いましたが、我が家の場合は長男が牛乳アレルギーで、普段から牛乳を常備しない家庭です。両親の好きな飲むヨーグルトと、娘の好きなヤクルトは、震災後にはお目にかかっていません。
石油ストーブでの調理ですが、お料理には水以外のものを使うわけにはいかないので、ある食材とメニューを考えるのが苦労でした。
電気の復旧が先だったので、レンジやホットプレート、電気ポットが使えるようになってだいぶ助かりました。
冷蔵庫ももちろん切れたのですが、保冷剤がたくさん入っていたので、冷凍食品が意外に無事で、レンジが使えるようになったら優先的に消費しました。
給水所ですが、最初は、3月13日に、近所の病院で水を分けてもらいました。ごみ袋を3枚重ねてゴムで口をしっかりしばり、ダンボール箱に入れて運びました。その後、自宅近くに給水所がなかったときに、娘の保育園付近の小学校まで1回行きました。1人4リットルまで、という制限がありましたが、そのぶん回りが良くて待ち時間が長くなくてよかったと思います。ところが、自宅近くの小学校で給水を始めた日、買出しのついでに寄ったところ、量の制限がなかったため、20リットルとかの容器を何個も給水していく人がいてなかなか順番が来ず、予定外だったので雨で寒い中、何時間並んでも列が短くならず、つらかったです。数日後、温かい日に、母と息子も水汲みに並んでくれました。
我が家には、たくさん入るポリタンクなどはなく、震災後には、ホームセンターなどでも売り切れてしまって容器は手に入りませんでした。歩いて行く場合には、あまり重いと持てませんので、2リットルのペットボトル4本くらいで給水に並びました。最近になり、折りたたみできる8リットル入りのポリ容器、というものを見かけたので、もう使うことはないだろうと思いましたが、1個買いました。同時に、携帯トイレも買ってみました。
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